水玉小屋

2012年、アイドル〜ハロプロにはまってもろもろ。

推しグループを紹介できない

現在午前3時20分。明日の朝までの仕事に全然手をつけないままサボりモードに入ってしまった。

いい感じに意識が潜って来たのでブログでも書こうと思う。

推しグループをもっと好きになってもらいてえなあ

「推しグループに売れてほしい」という願望を、どれくらいの人が持っているだろう。アイドルオタクになりたての頃は、「そんなのみんな思ってるでしょ」と信じて疑わなかったけど、どうやら全員が全員そうでも無いらしい。サステナブルならそれでいい、という人も居れば、明確に売れてほしくない、という人もいる。

それはそれとして。自分はごく普通のアイドルオタクとして、推しグループには売れてほしい方だ。だから今よりもっとたくさんの人に知ってほしいし、好きになってほしいと思う。アイドルがたくさんのペンライトに囲まれて、楽しそうにしている光景に幸せを感じる。武道館とかの大箱のコンサートは、ライブで参加するにはイマイチだけど、後から映像で見ると、センターステージに立つアイドルの向こうにペンライトの海が広がって、とても美しいと思う。

話が逸れた。ともあれそういう光景をたくさん見たいし、アイドルには自分自身のことを肯定していてほしいから、そこそこ世間に知られるくらいは売れてほしいと思う(そこそことは)。

就活の面接に似ている

自分はアイドルオタクであることを隠してはいないので、知り合った人にはとりあえず「アイドルオタクです。ハロプロが好きです」と伝えている。で、中には多少興味を持ってくれる人もいるし、「なんていうアイドルが好きなんですか?」と聞かれることもあるので、今は「Juice=Juiceってグループなんですけど」と答えている。

で、「へーなんでそのグループが好きなんですか?」と言われて困るのである。浮かんでくるのは「センターの宮本佳林ちゃんはバブバブ天使で…」とか、「リーダーの宮崎ゆかにゃはぽんぽこマザーでオギャーオギャー!」とか、そういうことばっかりだ。

まあ、もちろん本気でそういう話をしたいわけではないけど、自分がJuiceを好きな理由は「曲が好き」、「メンバーの歌が好き」という、好みの問題でしかないので(言っても仕方ないか…)という気持ちになる。

例えばある程度客観性のあるアピールポイントとして、「ハロプロはパフォーマンス力が高くて~」とか「その中でもJuice=Juiceは歌が上手くて~」とか、そういう話をするのは、どうにも気恥ずかしい。就活の面接で、思ってもいない自分の長所を言う時のような気分だ。

だから結局バブバブゥ~とか言ってごまかしてしまう。

分かりやすい物語

実は同じようなことは、Berryzの時も思っていた。自分にとってBerryzの好きなところは、「なんだかよくわからないけど楽しい」ところだった。別に「アイドル界最強のパフォーマンス」も無かったし「どん底からの復活劇」も無かった。万人受けするような曲が多いわけじゃないけど、ライブやDマガがとにかく楽しい。でもそれってどういうこと?という。

だから人に紹介する時はとりあえず、「ももちがいるグループで…」とか「小学校の頃からやってアイドルを10年以上やってて…」みたいなことを話していたように思う。

もっと遡ると、モーニング娘。の頃はそういう苦労を全然しなかったと思う。「かつての黄金期の後にあったプラチナ期と呼ばれる時代が~」とか「若い子達が先輩に必死についていく歴史の流れが~」とか、分かりやすい物語がたくさんあった。

もちろん、自分がオタクとしてまだまだピュアだったというのもある。今見るとゲンナリする「ハロプロは生歌だからすごい!」みたいな主張も、臆面もなく言えていた。YouTubeのコメント芸人になれるレベル。

とにかくそういう分かりやすい伝え方が、今のところBerryzやJuiceには思い浮かばない。

北風と太陽

と、ここまで色々書いてはきたものの、答えは薄々決まっていて、別に無理に押し売りしようとせずに楽しんでいればいいんだろうなと思う。童話の北風と太陽のように、楽しそうにしている人を見れば、きっとそのコンテンツは楽しいんだろうと思ってもらえるんじゃないか。

ただ、それもやっぱり努力が必要だなあと思う。自分の場合、好きな物事ほど「うまく言葉にできるまで何も言わないでおこう」と思ってしまう。下手に言葉にして、違う伝わり方をしたら嫌だなあ、と。

だからまずは、「楽しい」とか「好き」という感情を少しずつ紐解いて、言葉に直していかないとな、と思う。

結論

バブバブオギャー

* * *

というところまで書いて一旦終わったんだけど、読み返してさすがに中身が無さすぎたのでもう少し粘ってみる。

やっぱり分かりやすい物語をでっち上げるのが一番早い。Juiceの中で一番分かりやすい物語を持ってるのは佳林ちゃんだろうから、こんな感じで紹介してみるのはどうだろうか。

「センターの宮本佳林ちゃんという子なんですけど、この子がまあ色々苦労してまして。元々は研修生として加入して、その時から将来を嘱望され、"ハロプロの至宝"と呼ばれてたんですよ。歌もうまくて顔もハロプロ顔、ブリブリなキャラクターは、正に松浦あや~嗣永桃子~の系統であり、ハロプロ宗家の血筋を持つ子なんですね。当然オタクは「早くデビューさせろ!」というわけです。しかし……同期や後輩がデビューしていく中、自分は4度のオーディションに落ち続け、5年たってもデビューできない。5年って言ったら、普通にアイドルがデビューして卒業していくくらいの年月ですからね。それを佳林ちゃんは耐えたわけです。そんな5年目の春、ついに転機が訪れるんですね。ハロプロが4年ぶりに立ち上げる新ユニットのメンバーに選ばれたんです。この時の映像は聞くも涙、語るも涙…あとで動画を送るので見てください。なんですけど…メジャーデビューする前に何故か急にメンバーが一人辞めたり、メジャーデビューシングルが発売されるって時に足を骨折して、各種メディアには松葉杖で出演、椅子に座ってダンスを踊るという、なんともほろ苦いデビューだったんですね。しかもその後、なぜか急に事務所の命令でベリーショートヘアになり、その時のシングルの衣装も相まって社民党だ、社民ちゃんだと言われ、かと思ったらなぜかライブで220公演をやるとか言い出して…220って言ったらアレですよ、土日に2公演ずつ毎週やっても1年かかるんですよ?当然毎週なんてできないし、オタクもみんな"意味あるのか?"と心配してました。そんなこんなで当時まだJuiceのオタクじゃなかった僕も、"Juiceなんか暗いね…そんな空気で「この世界は素晴らしいよね」とか歌われても…"って思ってたんですが、なぜかその○曲がラッキーパンチでオリコン1位を取りまして。ハロプロだと、オリコン1位はモーニング娘。しか取ったことが無い大快挙なんですね。で、その後に出た1stアルバムがまあべらぼうに良くてですね。僕はそこでJuiceいいじゃん!ってなりまして、その後初めてライブに行ってオタクになったんですけど。で、まあ割といい流れだったんですけど、途中、メンバーの一人が結構な難病にかかりまして、活動も休みがちになって、アイドル引退も視野に…みたいな日々が続いて、しかも220公演とかいう頭のおかしいツアーもやりつつですよ。そんな中、オタクの希望だったのが、なんと初の地上波ドラマの仕事が舞い込んで来たんですね。しかも主演。ドラマ武道館ってタイトルなんですけど。これは語ると長くなるんですけど、色々と辛かったです。結果としてどれだけ話題になったかって言うと…聞かないでほしいんですけど、ドラマの挿入歌はべらぼうに良かったです。Juiceの曲の中で1-2を争う名曲。あとでURL送りますね。で、そんなドラマも乗り越えつつ、220公演も完走しそう!という時に念願だった武道館公演が決まるんですね。ドラマじゃないです。ライブの方。それが去年なんですけど、まあ良かったです。良かったですけど、もっとやれますね。ええ。そう言えば近頃の宮本佳林ちゃんと言えば、すっかりブリブリアイドルの面影は消え、自分のことを"千葉一可愛い大天使!"と言い張りながらオタクに毒を吐きまくるエキセントリックアイドルなりました。ただまあ、オタクもみんないい歳なんで、いくら佳林ちゃんが毒を吐いたところで"ハハハ、わんぱくだなあ"としか思わないんですけどね。平和な世界ですよ。そんな佳林ちゃんもめっきり思春期でして、メンバーの金澤朋子ちゃんに恋をしまして。いや、ビジネスレズだって思うじゃないですか。それが金澤朋子ちゃんが引くくらいの求愛でして、それが空回ってるところがなんとも愛らしいんですよね。それでいて、たまに朋子が優しいんですよ。泣けるナ~~。もしJuiceに興味があるようでしたら、まあ色んなメンバーいますけど、宮崎ゆかにゃがオススメですね。今もっとも脳死でオギャれるアイドル。ゆかにゃを信じれば間違いない。では。」

結論

バブバブオギャー