shakitamize!

2012年、アイドル〜ハロプロにはまってもろもろ。

オタクの様子がおかしい。

そのオタクはハロー!プロジェクトに所属する、Juice=Juiceというグループのオタクだ。

メンバーの宮本佳林ちゃんのことが大好きで、まるで神か天使のように盲信している。

そのオタクの様子が近頃おかしい。

先日の10月10日にZepp Tokyoで行われたライブを楽しめなかったようなのだ。

ライブ後の話をまとめるとこうだ。「確かに宮本佳林ちゃんは可愛い。曲も好きだ。衣装も良い。なのに、今まで感じていた幸福感だけが無かった」

長くオタクをやっていると、そういうことはよくあると思う。

実際にJuice=Juiceに新メンバーが追加されるという発表があった時も、そのオタクは大層落ち込んで「ライブを楽しめないかも知れない」とうなだれていた。まあ、実際にライブに行ったら好きな曲が流れて「やっぱり最高だ」と手の平を返していたのだが。

だから、今回も一過性のものなのだろうと思っていた。そのオタクも「まあ、単なる寝不足だろう」と笑っていた。

けれど、今日10月13日にZepp Nambaで行われるライブには、どうやら行かないらしい。知り合いとのチケットの受け渡しがあるから大阪には行くらしいのだが、自分のチケットは売り払ってしまったそうだ。

「どうせ大阪には行くんだから、ついでに見てくればいいのに。完全に交通費の無駄じゃないか」と伝えたのだが、
「こんなに気乗りのしない状態でライブを見るのは、あんなに頑張ってるメンバーに申し訳ない」という謎理論で押し返された。

「どうするんだ」と聞いた。何を、とは聞かなかった。

「わからない」と答えた。それはそうだろう。

まさかオタクを辞めることはあるまい。彼にはオタクしかないのだ。
「一生オタクができればそれで幸せだ。だから宮本佳林ちゃんには一生アイドルでいてほしい」
それが彼の人生論だった。

そのオタクにとって、宮本佳林ちゃんは神なのだ。

宮本佳林ちゃんがいるから、彼は何も考えずに生きていられた。

彼は言っていた。「宮本佳林ちゃんが日々あんなに頑張って、世界に光を届けようとしてくれているのに、その光を見ないなんて背信だ」と。

背信

* * *

Juice=Juiceは10月29日に日本武道館での公演も控えている。

さすがに彼もそれまでには持ち直すだろう。

だが僕は知っている。過去、僕は2人のアイドルのオタクを卒業してしまった。

その2人のことは今でも好きだし、何かイベントがあれば見たいと思うし、実際に行く。だけど「一生この人を見ていればいいな」とは思わなくなってしまった。神ではなくなってしまった。

僕は彼を信じている。

あんなにだらしない顔でニヤニヤと宮本佳林ちゃんを見ている時の幸せそうな顔を、僕は信じている。

オタクは神を喪っては生きられない。

9/29 演劇女子部『タイムリピート~永遠に君を想う~』感想 #TR永遠君

Juice=Juiceとハロー!プロジェクト新グループによる舞台、『タイムリピート~永遠に君を想う~』を観てきた。昼公演と夜公演の2回。

Juice=Juiceとしては4年ぶりの舞台。演劇女子部としては珍しく客演が居ない形での若い舞台。自分個人としては"めちゃくちゃ推している人"の初めて観る舞台だ(ミュージカル戦国自衛隊はノーカウント)。

一言で言うと、頭では面白く、心では割り切れない舞台だった。推しの舞台を、推しの熱演を、素直に楽しめないことがあるなんて……。

※以下、ネタバレあり。

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8/6 OTODAMA SEA STUDIO 2018 ~J=J Summer Special~

普段、ライブの感想をブログに書くことはない。

だけど今日、まだ24時間も経っていない今日、仕事をしながらずっと頭の中でこの日の思い出が駆け巡っていた。

あの、映画でしか見ないような、嘘みたいな夏の日差しが、台風を待つコンクリートのオフィスで働く僕の目の裏に何度も射した。

このまま、あの思い出を反芻し続けると、ドロドロに溶けたゲロになって、すっかり自分に都合の良い映像に変わってしまうんじゃないかと思って、書き残しておくことにした。

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宮本佳林ちゃんお写真大賞(2018年3月)

宮本佳林ちゃんお写真大賞とは

前回の記事を参照

選定先

2018年3月の写真一覧

淡々と写真を貼っていくのが長続きの秘訣な気がしてきた。

では3月もいきます。

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宮本佳林ちゃんお写真大賞(2018年2月)

宮本佳林ちゃんお写真大賞とは

概要

月ごとに、ブログやTwitter等でアップされた画像の中から最も◯◯な宮本佳林ちゃんの写真を選ぶ

目的

「あの最高に可愛かった佳林ちゃんの写真はどこだっけ?」ということが無いようにする

選定基準

オタクの主観

選定先

2018年2月の写真一覧

構造化した文章を書くと途端に情緒がなくなるのが悩み。とりあえずいきます。

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ほどけた糸(6月13日〜16日の記録)

感情を記憶させておく場所というのものが、今はこんなところしか思い浮かばない。

* * *

6月13日、午後8時58分。僕は仕事で外出先にいた。

動画収録の本番2分前、最後の台本チェックを終えて、手持ち無沙汰にスマホのスクリーンをONにすると、通知欄にオタクの友人からの連絡が届いていた。
「大事件なのでTwitterを見てください」

その下には、Juice=Juiceの公式アカウントのツイート通知が並んでいた。
稲場愛香 Juice=Juice加入のお知らせ」

僕はスマホのスクリーンをOFFにして、収録開始の合図を待つカメラさんに「大変なことが起きました」と一言漏らした。

* * *

仕事が終わって会社へ戻る電車の中で、僕はスマホからTwitterのアプリをアンインストールした。

2014年4月29日、道重さんが卒業を発表した時、初めての推しの卒業発表に、世界が終わりを告げたようなショックを受けた僕は、ほうほうの体で山口県のホテルに辿り着いた。ベッドに横たわってTwitterを開くと、そこには色んなオタクの色んな言葉が並んでいた。

当たり前だけど、そのどれもが自分の感情とは一致しなくて、一致しない一つ一つの齟齬に苛立ち、疲弊してしまった。

それから、本当に自分の感情がよくわからない時はTwitterを見ないようにしようと思った。

電車の中でアンインストールを終えた後、Google Mapsを開いて、赤羽橋を検索した。窓ガラスの一つでも割ってやりたいと思った。ガラスは割れないまでも、せめて窓に一発パンチでもしようと思った。

でもきっと、巨悪のビルを前にして何もできない無力な自分がそこにいるだけ、という図が想像できたので、大人しく会社へ戻って仕事を続けた。

* * *

6月16日。今日までの4日間、色々な感情に身を委ねた。
怒り、呆れ、落胆、怒り、失望、放心、諦念、自棄、放心、放心、放心――。

最後に残ったのは放心だった。

「どうだっていいじゃないか」
「僕の好きな"Juice=Juice"というのは、僕だけの幻だった」
「なんだってよかったんだ。5人だろうが7人だろうが8人だろうが100人だろうが」
「なんだったんだろう。あの時怒ったオタクや、泣いたオタクや、揺れ動いたメンバーの感情、佳林ちゃんの気持ちは」
「全部、事務所からすればなんでもよかったんだ」

そうして"Juice=Juice"という名前を失って、"自分が好きなもの"を一纏めにする言葉を失って、僕は、ただ宮本佳林ちゃんと大人の事情と生まれたてのBaby Loveと如雨露とその他いくつかの曲が好きなオタクになった。

宮本佳林ちゃんのオタクとして、宮本佳林ちゃんが出る場所には行きたかったので、6月16日の三郷市のコンサートには行くことにした。

7人最後のホールツアーという感慨は当然のように無かったので、悲しくも無かったけど、かと言って楽しみにしていたわけでも無かった。

出発時間ギリギリに家を出て、電車を乗り過ごし、会場へ着いた頃には、このコンサートで一番好きな曲であるDream Roadのアウトロが流れていた。

* * *

2017年の7月13日。道重さゆみが再生して初のバースデーイベントの日、僕は朝の通勤電車の中でイベント後に開かれるオタク仲間との飲み会をキャンセルした。

そしてスマホから黄色いアプリを開き、名古屋で行われるJuice=Juice5人体制最後のLIVEのチケットを手に入れた。

仕事を急病で抜け、新幹線に飛び乗ったはいいが、受取先の郵便局で、譲ってくれる相手との連絡が途絶えた。開演まであと40分、30分、20分……ライブは始まり、せめて会場前で音漏れを聴こうと現地へ向かった時、ようやく相手と連絡が取れた。

開演して30分近くたったライブハウスの最後列へ体を潜り込ませて、一つ一つの音と、滲む光を記憶しようとステージを見つめた。

そういう感慨は、今日、2018年6月16日は無かった。

相変わらず、宮本佳林ちゃんは最強に可愛くて、遠目から見てもダンスのポージングや振り付け表現がしっかりしていて、歌の癖も強くて、でもストレートで、やっぱり「好きだなあ」「ずっと見ていたいなあ」と思った。

イジ抱きはいつ聴いても最高だし、SEXY SEXYは今期のMVP、裸のkissの佳林ちゃんのキレを堪能した。 髪を切った宮崎ゆかにゃがどちゃくそ可愛くてガチ恋だった。
それだけで十分だった。

けれど、ライブの後半にMagic of Loveが始まった時、そうして投げやりになっていた自分に魔法がかかった。音楽の魔法、ライブの魔法が。

抗いがたい、歌の力、メロディーの力、どうしようもなく心が躍り出して、腕が信者のように天を仰いでしまう力。

楽しかった。

別に楽しくならなくてもよかった。

ただ佳林ちゃんを見られればそれでいいと思っていた。

でも楽しかった。

音楽が僕の体を動かす限り、僕はライブに来るだろうと思った。

* * *

夢から醒めて、いまだ気持ちは晴れない。

それでもいつかは、この感情も薄れて楽しくライブを見る日が来るだろう。ライブの魔法にどっぷりと浸かる日が。

僕よ、いつかの僕よ、覚えておいてくれ。この感情が消えても、アップフロントを許すなんて思わないでくれ。

5人から7人になる時に、どれだけメンバーが自分達を奮い立たせて、努力して、オタクに気を遣って、新メンバーを迎え入れ、みんなで過ごして、少しずつまとまって、幸せに包まれ、この7人で頑張ろうと手を取り合ったメンバーの気持ちを踏みにじったアップフロントを決して許さないでくれ。

いつかの君が好きなそのJuice=Juiceは、
今の僕が好きなJuice=Juiceとは違うことを、
どうか、
忘れないで。