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2012年、アイドル〜ハロプロにはまってもろもろ。

ステージの上に推しが2人いる(3/21夜 サユミンランドール)

道重さゆみ他出演によるショウ、『SAYUMINGLANDOLL~宿命~』を見てきた。3/21夜公演。公演全体としては3回目で、自分は初見。

「ショウ」と書いたけど、この公演をなんと呼べばいいのかは難しい。公式サイトには以下のように書いている。

「コンサート」でも「ミュージカル」でも「ディナーショー」でもないパフォーマンス、 音と光、そして映像が織り成す約80分のSHOWをお楽しみください。
http://sayuminglandoll.com/

つまるところ「ショウ」ではあるんだろうけど、昨年の『SAYUMINGLANDOLL~再生~』は「新感覚のパフォーマンス」という煽りを冠していたことを考えると、確かに今回のショウにはその"差分"が表れていたようにも思う。

(以下、ネタバレありの感想)


と、引っ張ったはいいものの、今回は誰も期待していない、誰も共感できない話をさせてください。

この公演の出演者は4人います。

北林さんと堀江さんは、去年の再生公演にも出演していました。清水さんは今回が初です。元々、公演が発表された当初は清水さんの名前はなく、後で追加キャストとして発表になりました。チケットには、「出演 道重さゆみ清水佐紀 他」と書かれています。

自分は道重さゆみちゃんと清水佐紀ちゃんのファンです。

今日、ステージの上には2人がいました。もちろん主演である道重さんの方が圧倒的に出番は多いですが、そこそこの時間、2人が同時にステージにいます。2人が現役時代、そういうことはほとんどありませんでした。ハロコンの全員曲くらいだと思います。

残念ながら、「2人のうちどちらを見るべきか困った」という話にはなりませんでした。自分は、ほとんど清水佐紀ちゃんを見ていたからです。

ショウはミュージカル仕立てで進んでいきます。演技めいた台詞はないですが、歌詞やスクリーンのテロップを使って物語は進行します。清水佐紀ちゃんの役はアンサンブルに近く、御曹司の彼氏役からモデル事務所の社長、ミーハーな親友の役まで幅広いです。それは他のキャストである北林さんや堀江さんも同様です。

つまり、脇役です。

それはもちろん解っていました。『サユミンランドール』です。脇役だって、これまで色んな舞台でやってきました。ただ、この『サユミンランドール』の脇役は少し違うのです。脇役というよりももっと……。

お客さんは、基本的に脇役を見ません。みんな道重さゆみちゃんのことが大好きです。しかも会場はコットンクラブ。どの場所からでも大好きな道重さゆみちゃんの顔がよく見えます。瞬きの間すら惜しいほど、道重さゆみちゃんの顔を見るのに必死です。

だから、横で北林さんや堀江ちゃんが頑張ってステージに彩りを加えてくれていることに感謝はしつつも、ほぼ見ることはありません。一部の、本人たちのファンを除いて。ただ、それはそういうものだと思っていました。お金を払って呼んだ客演と、下部組織の研修生。そういう役割、道重さゆみの可愛さを照らす「装置」なのだと。

去年、自分も2人をそう見ていました。

今年、自分の推しがその「装置」になったのを見ました。


ショウの後半、道重さゆみちゃん演じる「さゆみ」は、清水佐紀ちゃん演じる「親友のミク」と原宿を散歩します。そこにやってきたIT社長と医者、4人でドライブに行こうと誘います。さゆみは浮かない顔、親友のミクは医者に一目惚れし、さゆみを強引に誘います。

ドライブ先で親友のミクは、2組に別れてディナーをしようと言い出し、医者とどこかへ行ってしまいます。さゆみはIT社長とつまらないディナーを過ごし、最後にバーで親友のミクと合流します。

ミク「あの人、さゆみのこと可愛い可愛いって、そればっかり。嫌になっちゃった」
さゆみ「ごめんね」
ミク「いいよ、さゆみが悪いわけじゃないもん」
(細部はうろ覚え)

道重さゆみちゃんは、えげつないほど主役でした。

清水佐紀ちゃんは、アイドル時代それほど主役の立ち位置が多いわけではありませんでした。場位置もセンターよりサイドの方が多く、右に左に行ったり来たりするので、コンサートの席は上手が良いのか下手が良いのかいつも悩みました。

清水佐紀ちゃんは、自分自身のことが大好きです。けっこうぶりっ子です。「メンバーで一番ぶりっ子なのは?」という質問があった時、Berryzの他のメンバーから「清水佐紀」という名前が挙がりました。あのももちを差し置いて。

終演後、一緒に入った道重さゆみちゃんのオタクが「清水さんは脇役に徹していてかなり好感を持ったよ」と話してくれました。

自分は、ずっと清水佐紀ちゃんを見ていました。


もし清水佐紀ちゃんが、道重さゆみちゃんの後ろで装置としての役割に徹している時に、ふと客席に目をやって、そこで自分を見ている目が一つある。そのことが、嬉しいのかどうかは判りません。自分もあまり、嬉しいだろうとは思いません。

ただ、自分は清水佐紀ちゃんのことを見ている目でありたかったです。こういう立場にいるキャストに向かって抱く一番失礼な感情は「同情」だと思うので、この感情がそれでないことを信じつつ、でも清水佐紀ちゃんを見る目になりたいと思いました。

アイドルは、誰だって自分が主役になりたいんだと、勝手に思っています。お姫様になりたくてアイドルになるんだと思っています。道重さゆみちゃんはお姫様です。清水佐紀ちゃんだって、お姫様です。

お姫様には、家臣が、侍女が、民衆が必要です。だから自分は「清水佐紀ちゃんはお姫様だよ!」と叫ぶ代わりに、清水佐紀ちゃんを見ました。可愛かったです。親友のミクとして出て来る時の衣装は、チューリップみたいなシルエットの白いワンピースに、ビビッドな赤が入っていて、オシャレでした。


自分は、今年3月3日〜4日の清水佐紀ちゃんのディナーショーに行きませんでした。「行けなかった」のではなく「行かなかった」です。メジャーデビュー記念日である3月3日に行きたかったので、3月4日は申し込んでいませんでした。3月3日は外れました。FCイベントであることを考えれば、外れたらほぼ終わりだということを鑑みて同志と協力すべきでしたが、それもしていませんでした。行く方法はいくらでもあったのに、模索しなかったのは、やはり「行かなかった」という表現になると思います。

ただ、今回のサユミンランドールを見て、「主役である」ということがどんなに大事なことかを実感しました。ハロプロでは恒例行事であるバースデーイベントはまさにそういう場所です。平日の夕方なんかに開催しやがって◯事務所め……と思うことは多々ありますが、それでも行くべきなのだと思いました。今度、清水佐紀ちゃんが主役の現場があったら、這ってでも行こうと思います。

オタクにはもちろんアイドルが必要ですが、アイドルがお姫様でいるためにはオタクも必要なのだと思います。かわいい、かわいいと褒めそやす群衆が。自分はその群衆の1人でいられることに幸せを感じます。

何が言いたいのか迷子になってきたので最後に大事なことを一つ。

宮崎由加ちゃんのバースデーイベントに来よう!きっと当日券もあるヨ。 www.up-fc.jp